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フッキー、キミもやってくれるね!


朝から、オンドリのイッチーも含め、6羽をほとんどの時間一緒に過ごすようにしてみている。鶏たち同士のうちでは問題は起こらず、よそからの危険を除けば、かれらだけで放っておいても大丈夫だろう、という気にさせられている飼い主だったりする。

画像は、ほとんど三羽とも母親といっていいような具合に面倒を見てやっている左からサキ母さん、シカ小母さん、少し離れてフッキー大おばさん(フッキーは一年ほどサキやシカよりも年が上なので)。その間で、シロ(白)はどんどん大きくなり、シマ(茶)は身を躍らせて、サキが足で刈り草をどけたあとの土に見つけた虫かミミズかをついばむところか。
フッキー、キミもやってくれるね!_e0057486_23332599.jpg


オトナたちに育てられているおかげで、シロもシマもあまり「ゴハン」の心配をしなくても済んでいるからか、飼い主の呼びかける「ゴハン」をなかなか覚えてくれない。むしろ、自分の足で地面を掻き、餌を探して食べるという食生活の方が気にいっている…本来のニワトリという生き物の習性に従う方が…のだろうから、それはそれで何も悪いことではないのだが、それでもときには小屋に戻っていた方が「安全」だったり飼い主の「都合がいい」ことだったりするわけ。

ポツポツ降り出した雨が本降りになりそうなので、小屋から10メートルほど離れた隣の果樹園との境の辺りにいた鶏たちを小屋に戻そうとして、餌入れを持っていき、「ゴハン、ゴハン」を教えながらオトナたちを呼び戻そうとした。

なかなか戻ってこないが、オトナたちは少なくとも小屋に戻ればゴハンがあることを認識したはずだから、と放っておいた。

フッキーが、小屋へ向かって少し先に歩いたところで地面を足で掻き、グックックックと鳴いてヒヨコたちを促し、少し小屋への距離を縮めた。オトナたちもヒヨコを囲むようにしながらだんだん小屋に近づいてくる。フッキーは、しばらくするとまた少し小屋に近づいたところでグックックックと呼ぶことを数回繰り返しながら、とうとう小屋間近まで群れを誘導することに成功した。

なかなかあっぱれなフッキーは、一昨年の春生まれだから、養鶏場ならそろそろ廃鶏になってもいい年頃でもある。廃鶏とは、殺処分されてしまうということ。もちろん我が家ではまだまだ現役ですよ。それどころか、彼女もまた、しばらく前のサキのように羽毛が抜けに抜けてしまった。育ちのいいヒヨコたちをあやしながら一服し、もう一度美しい羽毛がよみがえる頃にはまた、元気な玉子を産んでくれるかもね(次は抱卵してみる?)。
by farbito | 2006-09-27 23:47 | | Comments(0)


わが家の鶏たちのあれこれ。画像は、2010/9/10に孵化後三週間で我が家に来た名古屋種(コーチン)のシズ(左・メス)とゲン(右、オス)。薄紫色の文字列はリンクです。


by farbito

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