人気ブログランキング | 話題のタグを見る

サキ、やはりそうだったの


朝、オンドリたちを外に出して小屋の中を見ると、床に見慣れないものが転がっている。サキが、止まり木に止まったまま産み落とした相変わらず殻がなく、薄皮だけの異常卵…中身はすでに誰かが食べてしまって薄皮と白身の一部が残っていた…のすぐ横に、「桜色」といわれる名古屋種(コーチン)の卵の殻と同じような色の卵ぐらいの大きさの何か。回収すると、どうやら薄皮が何層にも重なって固まりになったように見える、幾つもの卵の残骸が固まったようなもので、革製品のようなしなやかさ、あるいは硬さがある(あまり見目がうるわしくないので、ご興味のある方はこちらをどうぞ)。

去年もあったのだが、玉子が体内でつぶれ、そこに薄皮が絡み付いたように見える。ひょっとすると、今回のサキの異常卵が続く事態は、またそうなのかもしれないと疑ったことがなかったわけではないのだが。

前回は、総排出孔(肛門)から指で掻き出したのだが、今回ももっと早くに試すべきだったか、と申し訳なく思った。かなり長い間痛みあるいは違和感に悩まされていただろう、と。

今回、サキはみずから異物と化した元玉子由来のこの物体を排出してしまったということなのだろうか。


話変わって。

小屋の外では、オンドリ二羽が「仲良く」としか言いようがないのだが、砂浴びをしていた。かれらの足をまた古タイヤのヒモにつないで、メンドリたちを小屋から外に出られるようにしたかったのだが、自由に振舞うことがなかなかできにくいオンドリたちの楽しみとストレス解消を邪魔せずに見守り、終わるまで待っていることにした。
サキ、やはりそうだったの_e0057486_0203162.jpg

サキ、やはりそうだったの_e0057486_020919.jpg

画像二枚は、長々と実に気持ちよさそうに砂浴びをしているシロ(左)とイッチー(右)。

今日は、多分サキが玉子を産みそこなった他に、フッキーとシマの二つ。

夕方になり、昨日に続いてひとつだけだけれどもどうも血が混ざっていそうな赤っぽい粘液便を見つけた。主はイッチーのように見える。かれをサンテナに隔離し、サルファ剤入りの人間の子ども用の風邪薬(生後3ヶ月から飲める水薬)を少なめに水で薄め、針のない注射器に入れておき、イッチーをつかまえてくちばしをこじ開け、喉に一瞬のうちに一押しで飲ませる。
by farbito | 2007-07-21 00:00 | | Comments(0)


わが家の鶏たちのあれこれ。画像は、2010/9/10に孵化後三週間で我が家に来た名古屋種(コーチン)のシズ(左・メス)とゲン(右、オス)。薄紫色の文字列はリンクです。


by farbito

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

LINKS

カテゴリ

全体

未分類

以前の記事

2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 01月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧