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シマの食欲


気温は17度Cから26度C。

昨日の雨のあと、朝から晴れて蒸し暑い薄曇の一日になった。木々も草々も、緑が一気に瑞々しく、葉が一回り大きくなったように見える。我が家の「趣味の菜園」も見違えるように生き生きした。

オンドリたちを小屋から出すと、かれらも草木が生き生きしているのに気が付いたのか、一食目を与える前に「菜園」に入り込んで雑草を積み上げたところなどを脚でしきりに掻き回してはミミズだか虫だかをついばんでいる。雨のあとには地表近くに出てくるのをよく知っているのだろう。

虫などを食べてくれるのは大歓迎だが。イッチーが大喜びでしきりについばんでいるものを見ると、雨のあとで生き生きしたチマサンチュ・レタスだった。かれを捕まえて抱き上げ、小屋の近くへ連れて行く。

一食目を与えるときに、かれらを柿の緑陰に置いた古タイヤにつないだ。食事を食べ終わった頃に扉を開けてメンドリたちを自由にさせる。今日の玉子は二つ、フッキーとサキが産んでくれた。

シマは、立ち木の枝がかぶさり、陰になっているような地面に好んで座っていていつも通りの食欲がない。去年サキが少し体調を崩してあれこれと面倒を見たことがあったのだが、シマもそろそろ養鶏場でいえば「廃鶏」にされる孵化後二年に近づいている。少し疲れてきたところに、足の怪我が重なって他の二羽のメンドリたちにつつかれたり追い払われたりにうんざりしているかもしれない。全く食べられないなど、隔離して何らかの手を施す必要アリという事態ではないので、なるべく彼女の気分に逆らわないように見ている必要がありそうだな、と。

食欲が少し落ちているけれども、玉子を産んでいないメンドリは産み続けている鶏に比べれば食べないのは自然なことなので、三食与えたものに一応は手をつけてあるので、まぁ大丈夫だろう、と。抱き上げてみると体重はしっかりとあるのでさほど気にしなくてもよさそうだとは思うのだが。

風通しのよくない左の部屋の中で食べるよりは外の方が気分がいいかもしれないので、二食目をフッキーやサキは小屋に入れて与え、イッチーやシロはつながれているので、かれらの届かないところにいるシマのすぐそばに餌入れ・水飲みを置いてみる。シマは、持続はしないもののそれなりに身を入れて食べ始める。

錠剤「ルミンA」を1/6ぐらいに割って、カシス(クロスグリ)の実の中に埋めて与える。あっという間に手から取り、そのまま飲み込んでしまう。
by farbito | 2008-07-01 23:48 | | Comments(0)


わが家の鶏たちのあれこれ。画像は、2010/9/10に孵化後三週間で我が家に来た名古屋種(コーチン)のシズ(左・メス)とゲン(右、オス)。薄紫色の文字列はリンクです。


by farbito

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