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日が短くなったね

夕方、小屋の内外にスプレー式の殺虫剤を撒いた。ひところよりはずっと早めに配合飼料を与え、水を換え、鶏小屋の金網の部分をトタンで覆い、蚊取り線香を点けたまではよかった。

イッチーが小屋に入れる位置に彼をつないである古タイヤを移動させるには、まだ少し時間が早いと思ってそのままにしておいた。彼は自分のくちばしの届くあたりの草を食べ、そこだけ草の丈が極端に短くなってしまっているので、以前よりはずっと草はらに寄せて古タイヤを置いてやっている。

家に入り、パソコン仕事を始め、外がすっかり暗くなってしまっているのに気がつかなかった。あわてて小屋のほうへ行くと、自由に過ごしているメンドリたちはすでに小屋に入って止まり木に上がっていた。

イッチーはといえば、暗くなってきたので、地面よりも高いところに飛び上がろうとして、笹の繁みに止まれないまま落ち、笹に足の紐がからまり、身動きできないでいた。そういうときこそ、得意の「コケコッコー」を繰り返せばいいのに、などと身勝手なことを考えてしまった。体勢が苦しかったか、不安で声が立てられなかったのかもしれないではないか。申し訳ないことをしてしまった。自由を奪っているのだから、もう少し気をつけてやらねばならないというものだ。

からまったヒモを笹からはずし、体をさすりながらあやまり、鶏小屋への道を懐中電灯で照らしてやると、パタパタと羽ばたきをし、普通に歩き始めた。ヒモを結んだ足や、翼を傷めている様子はなくてほっとした。

イッチーは小屋に入り、ひとしきり配合飼料を食べたあと、ライトで止まり木を照らしてやると、普段どおり飛び上がり、メンドリたちと4羽並んだ。蚊取り線香の火が点いていることを確認して扉を閉めた。
# by farbito | 2005-09-02 11:32 | | Comments(0)

蚊を何とかしたい

蚊があまりに多いので、鶏小屋の周囲と中、特に産卵箱の中にスプレー式の殺虫剤を撒いてみた。

鶏たちがいない昼間だが、揮発して消えてしまうものなのだろうか。少しは壁や床の敷きわらなどに付着して残留するものなのか。

いずれにせよ、入り口は開放のまま、片側は金網だから、通気性がこの上なくいいことには変わりない。

朝、扉を開けるとすぐに外に出て、フッキーが玉子を産むときに連れ立って中に入ることはあっても昼間は外が彼らの居場所である。イッチーは常に、昼間の時間帯には小屋にはほとんど近づけない位置に古タイヤでつながれている。日なたを避けたければ、彼らは草や木の繁みにもぐりこんでいる。

それが、たとえば蚊に刺されるのを嫌って小屋に居たがらないのか、外の方が好きで外にいるのかよく判らないところがある。けれど、4羽とも夕方薄暗くなれば彼らは必ず小屋に戻り、止まり木に並んでいるので、少なくとも夜を安全に過ごすことができる場所だとは思っているのだろうか。

ニワトリは夜は目が見えないので、小屋に入れないなどの場合には、自分で安全な場所を探し、身を隠して夜を迎えるものだ。イッチーは二、三度こういう事態になったことがあるが、木の上かどこかに姿を隠し、懐中電灯で照らしたぐらいでは見つけられなかった。

今日もフッキーは玉子を産んでくれた。
# by farbito | 2005-09-01 03:49 | | Comments(0)

蹴爪(ケヅメ)を切った!

午後の手作りゴハンを食べ終わり、ひと段落してメンドリたちが連れ立って草はらの向こう岸の隣との境界に繁った木々の下で遊んでいる時分、雄鶏・イッチーのケヅメを切った。

メンドリたちの姿が草はらのかなたに消え、ひとり取り残されたイッチーは台所にいる飼い主の方を見て何とかして欲しいとでも言うようにコケコッコーを繰り返している。彼の蹴爪を切るために、作戦を考えた。ひとたび興奮させると、かなりの力で羽ばたいて暴れたり、噛み付いてきたり、跳び蹴りをしてきたりで、こちらが怪我をしかねない。二人がかりで、一人が彼を抱いて抑え、もう一人が爪を切ることにする。

武器として、洋物の剪定ばさみとペンチを用意した。念のため、のこぎりと、切った爪の鋭い角を丸くするためにヤスリをも。爪を切りすぎると出血することがあるというので、蚊取り線香に火をつけたものも用意する。万が一出血したら、火の点いた蚊取り線香の先を傷口に当てると「ジュッ」といって止血することができるのだそうだ。

蹴爪は、オンドリの脚の中ほどにある大きな爪で、彼らが跳び蹴りをして戦うときの武器になる(のだろうと思う)。我が家のイッチーの蹴爪は長さが5センチぐらい、根元の一番太い部分が1センチほどもある。メンドリの背中に食い込んだりすると、その蹴爪が血でべっとりとなることがある。

イッチーを捕まえ、胸や背中を撫で、顔や目の周りを掻いてやる。彼は我が家で孵化した最初のヒヨコで、手乗りだったし、おとなになってからもいつまでも「腕乗り」ニワトリだった。彼は、メンドリたちの前では頭を毅然と持ち上げて威厳を取り繕っているが、こんな風に体を撫でられると、かつての「手乗り」時代を思い出すのか、ずいぶん従順になることがある。

ニワトリを静かにさせるには、地面に足をつけたままで、体を心持浮かせるように持ち上げてやるといいかもしれない。

まず、ハサミで爪を切ろうとしたが、滑ってうまくいかないという。蹴爪の1/3ほどを切り落とそうと考えていたが、結局ペンチに持ち替えて、先のほうを1センチほど切り落とすことができた。切り口をヤスリで削る。続いてもう一方の足も。

何をされているのか分からなかったのか、イッチーはほとんど暴れなかった。体を拘束しての作業は、とにかく迅速に済ませるに限る。

夕方になり、フッキーの今日の玉子を回収した。

イッチーの足のヒモの左右を換えた。どうしても結び目が徐々に移動して、彼の足に食い込んでくるので。ヒモを結びなおすのは、もしイッチーが手からすり抜けても、飼い主もイッチーもそれだけで怪我をする気遣いはない。だから、一人でできる。蹴爪を切るのは、出血の可能性もあり、人もトリも暴れて怪我をするかもしれず、刃物を使うので二人ですることにした。

まずは平穏無事な一日になってまあよかった。
# by farbito | 2005-08-30 22:38 | | Comments(0)

よく食べるねぇ

サキやシカもさることながら、フッキーもイッチーもよく食べるようになってきたような気がする。すでに生き物たちの体には、食欲の秋が訪れてきているような感じを受ける。

若鶏たちは確かに今から4ヶ月ぐらい先までに、体ができて玉子を産み始める一番の食べ盛り、育ち盛りだから、当たり前だし、食べてくれなければ困るのだが。飼い主の顔を見ると、すぐに走りよって来る。

どうしても力関係で一番弱いシカのために、餌入れを三つにした。誰かに牽制されて食べられないときを減らせるように。

それにしても、相変わらず蚊が多い。人が外に出ると大軍に襲われる感じで、どうしようもない。鶏小屋には蚊取り線香をつけるのだが、煙を嫌がって明るいうちは中へ入ろうとしない。

フッキーは、今日は玉子はなし。
# by farbito | 2005-08-30 02:39 | | Comments(4)

シカ、相変わらず少し小さいかな?

午後遅くに配合飼料を与え、水を換え、蚊取り線香をつけて小屋の金網部分をトタンで覆っておく。

夕方、日がずいぶん短くなったと実感しながら、蚊取り線香に火が点いているかどうかを確認し、、イッチーの古タイヤを小屋の近くに移動し、彼が止まり木に上がるのを待って小屋の扉を閉める。

止まり木にはすでに小屋の奥からフッキー、シカ、サキの順に止まっていた。背中を触り、体を両手で包み込むようにしてみる。目で見る限りではあまり体格に差がないように思われるサキとシカだが、どうも肩幅にかなりの違いがあるような気がした。この二羽は、孵化後三週間目にうちへ来たときからサキの方が大きく、重く、その後常に、うちで育ってきた4ヶ月足らずの間、サキはシカを牽制してともすれば餌入れを独り占めしてきた。餌入れを複数置くなどの工夫をしてきたつもりだが、今もってサキの方が発育がいいということか。

フッキーは、そのサキもシカも追い散らして一番大きな餌入れを独り占めし、元気いっぱいにメンドリの「親分」として君臨している。今日も玉子を産んでくれた。
# by farbito | 2005-08-29 10:34 | | Comments(0)


わが家の鶏たちのあれこれ。画像は、2010/9/10に孵化後三週間で我が家に来た名古屋種(コーチン)のシズ(左・メス)とゲン(右、オス)。薄紫色の文字列はリンクです。


by farbito

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