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吹雪の中で


気温はさほど低くなくあまり寒い日ではなかったが、数日前から続く風が強い一日で、雪が舞った。ときおり吹雪にもなりながら。

鶏たちは、小屋の扉を開けるまでもなく、強風で扉が開いてしまったので朝は何時から勝手口辺りを徘徊していたのだろうか。

風は強いものの、小屋の中は無風状態であることを確かめながら、鶏小屋内の床の堆積物を、クワを使ってかき混ぜた。発酵を促すために。ライ麦の長いワラがカラカラに乾いていたのを持ってきて、手で適当な長さに折り、産卵箱の中に敷き詰めた。すでに、サキのとおぼしき玉子が一つ。ワラの残りを小屋内部の床に。

昨夜の餌はすっかりなくなり、新しい餌も4羽でついばんですぐに食べきってしまった。外は、雪が地面に着いたあと、いっときして消えてしまうものと、白いまま残るものがあり、次第にあたりはまた白くなっていく。

鶏たちは、気温がさほど低くないせいか、吹雪の中でもかなりあちこちへ遠征していた。昼過ぎに二食目を作っているとき、玄関先で突然イッチーのコケコッコー(=ハラヘッター、と聞こえる)が始まったのには少々びっくりした。

二食目も、少し早めに扉を閉めにいった三回目の配合飼料の補給も、いつもまたたく間に食べつくされるという表現を使いたくなるほど食欲が旺盛である。

夜、小屋の扉を閉めに行くと、懐中電灯の明かりにはメンドリ3羽しかいない。イッチーは、止まり木のすぐした、産卵箱にもたせ掛けてある目隠し用のついたてに不安定に止まっていた。彼を抱き上げるとき、薄暗い中、目が見えただろうか、と少々気になるが、シカの体に触ってしまい、彼女は翼をバタバタさせてかろうじて止まり木から落ちずに済んだ。シカ、ゴメン、御免。

イッチーを止まり木に止まらせ、産卵箱をあらためると、朝の一つに加えて玉子がもう一つ。多分フッキーのだろう。
by farbito | 2006-01-27 01:02 | | Comments(0)


わが家の鶏たちのあれこれ。画像は、2010/9/10に孵化後三週間で我が家に来た名古屋種(コーチン)のシズ(左・メス)とゲン(右、オス)。薄紫色の文字列はリンクです。


by farbito

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