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強風に気温が上がらず


朝までに新しい雪は積もっていなかったし天気は回復したものの、相変わらずの強風が残った。地面には雪が残って寒い一日になった。

鶏小屋の扉を開けると、狭い方も広い方も、床にはほとんど殻のついていない玉子の残骸がひとつずつ。寒かったせいか、風が強かったせいか、外に出はしたものの、あまり緑をついばむことができなかったせいか、あれこれのストレスが溜まったせいか、病気になったということはなくてもあまり元気溌剌とはいえないのかもしれないな、と。

鶏たちの様子は一応みんな元気には見えるので、寒いのはしかたがないし、天候が回復するのを待ってみようとも。

体を温めるようなものを少しでも、と、豚の白モツやレバーをみじん切りにして餌に加えたり、オリーブ油を数滴加えたり。最高気温が3度Cぐらいで強風が吹き荒れる日が当地にはままあるのだから、慣れてもらうわけには行かなくても、やり過ごすことさえできればなぁ、などと。

サキの足の手入れがなかなかできないのだが、今日あらためてよく見ると、彼女の足はボコボコの外皮が取れて、どうやら部分的だけれども下から新しい皮膚(ウロコのはずだけれど、柔らかそうな皮に見える)が見えてきているようにみえる。「六一〇ハップ」を二日続けて塗っただけだけれども、効果があったのかもしれない。経過を見ていよう。

夕方少し早めにメンドリたちを小屋にいれ、オンドリたちを再び外に出した。三食目を外に持ち出して呼ぶと、フッキーもサキもシマも「ヤレヤレ」といった顔ですぐに集まってきた。

少しずつ天候は回復するだろうから、もう数日間やり過ごそう。

午前中に狭い部屋、夕方には広い部屋の床に「えひめA1」を撒いて堆積物と混ぜておいた。鶏小屋の堆積物に果樹園の落ち葉などを交互に積んだ堆肥を切り返したら、いつもの年よりも早く発酵が進んでいるような気がした。よくこなれているのですぐにでも畑に使えそうだ、などと。
by farbito | 2007-03-15 16:13 | | Comments(0)


わが家の鶏たちのあれこれ。画像は、2010/9/10に孵化後三週間で我が家に来た名古屋種(コーチン)のシズ(左・メス)とゲン(右、オス)。薄紫色の文字列はリンクです。


by farbito

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