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日課になっていたわけね


朝から薄曇で気温があまりあがらない一日に。午後に雨が降るかもしれないというのだが、大したことはないだろう、と。

オンドリたちを朝一番に出し、かれらをメッシュ製「かご」に入れてから一食目を与え、メンドリたちが自由に出入りできるように扉を開放して午前中を過ごすうちに、プロ・農家氏が冬の間に剪定をして落としてあった枝を集めて焼いていた。灰や炭を肥料にすると同時に枝を片付けて草刈機を兼ねたトラクターが動きやすいようにするためだろう。

メンドリたちは、時々飼い主が外に出てやることもあるのか、あまり火を怖がらず、焚き火やプロ・農家氏に近づきはしないけれどもわりといつもどおりにあたりを歩き回っている。

今日は、午前中のうちに玉子を三つ産んでくれた。三度の騒ぎがあり、そのたびにオンドリたちも合唱するのでずいぶんやかましかったかもしれない。

午後は、筆者の一応最後の外出になり、明日からはいつもどおりの生活に戻る。

夕方、まだ少し明るさが残っているころに帰宅すると地面がぬれていた。立ち木の下は乾いたままだったから、さほどの降りではなかっただろう、と。

勝手口から出て、すぐそこに来ていたイッチーを抱き上げて小屋の扉まで連れて行く。足元にはシロがついて来る。広い部屋の扉を開けるとイッチーは自分で中に入り、止まり木に上がった。サキとフッキーの喉を軽く撫でてやり扉を閉める。

足元にいるシロのために、狭い部屋の扉を開け、中に入れてやる。扉のすぐ下に、小屋の床の堆積物が少しこぼれていたので、扉の鍵をかけないまま箒と塵取りを取りに勝手口の方に戻った。シロは小屋から出てあとをついてきて、飼い主の手に咬みついた。「何?」とシロを抱き上げて小屋に戻る。シロは、体重を飼い主に預けて満足したような顔をして周囲を眺め渡している。

開いていた扉のところにシロをおろすと、今度は自分で小屋に入り、止まり木に上がった。扉を閉め、戸締りをする。

なるほどそうか、と。いつも小屋に入れるときに、オンドリ二羽を交互に抱き上げて小屋に連れて行くのが日課になっている。飼い主の体温を感じながら包んでもらいたいのか、それとも高みから眺めたいのかはわからないけれど、シロは、夕方になると抱っこしてもらいたいのだな、と。
by farbito | 2007-05-16 12:44 | | Comments(0)


わが家の鶏たちのあれこれ。画像は、2010/9/10に孵化後三週間で我が家に来た名古屋種(コーチン)のシズ(左・メス)とゲン(右、オス)。薄紫色の文字列はリンクです。


by farbito

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