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つかの間の嵐


気温は5度Cから15度C。

朝、いつも通りに一食目を与えるときにオンドリたちを古タイヤにつなぎ、メンドリたちが食べ終わった頃に扉を開ける。

扉を開けるとすぐ、まだシマが中にいるのにサキはシマの部屋に入り、彼女の後ろを通って小さい方の産卵箱に入り込んだ。フッキーは外を歩きまわっている。

自分の部屋から出たシマは、隣の部屋に入り、大きい産卵箱の前にたたずみ、そのうちにフッキーやサキ用の餌入れの残りを食べ始めた。

まもなくシマは小屋から出て、いつものようにあたりを歩き回り始めた。すると、外にいたフッキーがシマの部屋に入っていく。すでに産卵箱にはサキが座り、小さい産卵箱は一羽のメンドリがやっと座れるだけの広さしかないので、フッキーはサキとにらめっこをしているように見える。そのまま飼い主は場を離れたのだが。

二食目を与えるまでに、フッキーとサキは小さい方の産卵箱(シマの部屋の)に玉子を産んでくれた。

二食目の準備をしようとしたころから雨が降り始め、風を伴ってまるで台風のようになった。イッチーもシロもあっという間にずぶぬれに近く濡れてしまった。イッチーの古タイヤを持ち、好きなように歩かせると、かれは玄関先の広い軒下に移動した。とりあえずそこにいてもらうことにする。

続いてシロの古タイヤを持つと、かれは鶏小屋の近くに戻ってきた。かれにもとりあえずそこにいてもらい、メンドリたち三羽を右の部屋に入れて餌を与えて扉を閉め、イッチーとシロの脚のヒモを解き、二食目を玄関先で食べてもらうことにした。

雨はまもなく止んだ。自由にしておいたイッチーとシロには、各自の部屋に入ってもらい、扉を閉め、メンドリたちを小屋から出した。

三食目の時にはオンドリ・メンドリを入れ替えた。ヤレヤレであるよ。ずぶぬれになっても、日中ならば寒さを気にしなくてもよくなってきたかな、と。
by farbito | 2008-04-04 12:52 | | Comments(0)


わが家の鶏たちのあれこれ。画像は、2010/9/10に孵化後三週間で我が家に来た名古屋種(コーチン)のシズ(左・メス)とゲン(右、オス)。薄紫色の文字列はリンクです。


by farbito

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